ハーヴェイ・エリオットやボビー・クラークら次なる時代を担う若きプレーヤーを次々と補強してきたリバプールは、将来有望な若手選手への調査を怠っていない。今シーズンからユベントスのトップチームに定着するトルコ代表FWケナン・ユルディズもそのレーダーに引っかかっている。
主にセカンドストライカーとして起用される18歳の若き才能は、今季セリエAで15試合に出場を飾っており、2023年10月にはフル代表デビューを果たした。ウィンガーや攻撃的ミッドフィルダーでもプレー可能なバーサタイルプレーヤーには、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも注目している。
ヨーロッパの強豪が狙う同選手の去就に新展開が訪れている。トルコ紙『Aksam』によると、アーセナルのクラブ上層部は18歳フォワードを未来のトッププレーヤーと認識しており、この夏に3400万ポンドを用意し、エミレーツ・スタジアムに迎え入れたいようだ。
さらなるタレントの確保を狙うガナーズは同選手をトップターゲットに据えており、今後数ヶ月以内にはオファーを提示する可能性があるそうだ。なお、同クラブはブレントフォードFWイヴァン・トニーにも関心を示していると報じられてきた。
ユベントスが2027年まで契約を結ぶ10代の逸材を簡単に手放すわけもなく、プレミアリーグ勢は難しい交渉を迫られるはずだ。今季トップチームで名前を売り始めたばかりのドイツ出身フォワードは、来シーズンには別のリーグでプレーすることになるのだろうか…？