昨年の夏から継続的にサウジアラビアからの関心が報じられるリバプールFWモハメド・サラー。当時、エジプト代表ウィンガーの獲得を狙ったアル・イテハドに加えて、ネイマールやルベン・ネヴェスを擁するアル・ヒラルもオファーを提示する可能性が高まっている。
一方で、リバプールは同選手との契約延長に前向きで、2025年6月以降もアンフィールドに留めたいとも伝えられている。ユルゲン・クロップ監督が退任するため、新体制に突入するレッズにおいて、新たなチーム作りの資金に高額な移籍金を充てるとの報道も存在し、その去就はまだ確定していない。
今年の夏には、契約期間が残り1年を切るエジプシャン・キングだが、エバートンやアストン・ヴィラ、アバディーンで最高経営責任者を歴任してきたキース・ウィネス氏は、経営者視点で同選手を巡る移籍騒動に言及し、財務的にもサウジアラビア移籍が実現されるだろうと語った。
「リバプールはすでにモハメド・サラーの償却を終えている。」
「だから、彼がこの夏に行けば、そこそこのお金が手に入るだろう。」
「私の理解では、彼はおそらくサウジアラビアに行くと思う。」
Football Insider
昨夏にも巨額のオファーが舞い込み、今年の夏にも同等の金額でのオファーがリバプールに対して提示される可能性は高い。同クラブにとっては売却の最後のチャンスであり、新スポーティング・ディレクターや新指揮官らとともに、オーナー陣は難しい決断を迫られる。
はたして、エジプト代表フォワードを巡る騒動は、どういった終着点を迎えるのだろうか…?