ブンデスリーガで首位をひた走るバイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソの去就が慌ただしくなっている。ユルゲン・クロップ監督の後任としてリバプールが、トーマス・トュヘル監督の後釜としてバイエルン・ミュンヘンが強い関心を示している。
同監督を巡る憶測は連日のように報道されており、様々なストーリーが紡がれている。リバプールでの指揮を優先しているというジャーナリストもいれば、レバークーゼン残留に気持ちが傾いているなど、現時点でテーブルにある3つの選択肢のどれにも大きく振れることはない。
そして、新たなニュースがイタリアから舞い込んできた。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、当初リバプールが争奪戦で優勢だったが、ここ数週間でバイエルンが巻き返し、いまやドイツ王者が優位な立場にいるようだ。
「2、3週間前はリバプールが優勢だと思っていたが、今はバイエルンが迅速に動いている。彼が将来に向けた完璧な監督だと信じているからだ。現時点では、バイエルンがリバプールをリードしている。シャビ・アロンソはウリ・ヘーネスと良好な関係にあり、何が起こるかはヘーネスが決める。彼らは獲得するためなら何でもするだろう。」
スペイン人指揮官は、レバークーゼンでの指揮に全力を注いでおり、いまのところ来季以降の去就を考えていないとも。ブンデスリーガ制覇を成し遂げるまでは気を引き締めなければならず、リバプールやバイエルン行きを決断することはなさそうだ。
それでも、シーズンが終了に近付けば、さらに報道は過熱していく。はたして、シャビ・アロンソ監督は、来シーズンどのクラブで指揮を執ることになるのだろうか…?