2017年の夏、プレミアリーグから降格したハル・シティからリバプールに加入したスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンは、左サイドバックのレギュラーに定着すると、ディフェンダーとは思えないアシスト数で、多くの勝利に貢献してきた。
いまや代表ではキャプテンを務めるほどに精神的にも成長した29歳サイドバックに対して、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが予想されるバイエルン・ミュンヘンがその後釜として関心を示しているとの噂が流れている。
海外メディア『Football Insider』によると、リバプールは2026年6月まで契約を結ぶ元ハル・シティDFと新たな契約を締結する準備を進めており、2024年内には条件を決めるための話し合いを行う計画を立てているようだ。
プレミアリーグで “200” を超える試合に出場してきた左サイドバックだが、リバプールは放出には否定的。近日中には30歳になり、ベテランの域に差し掛かるものの、ピッチ内外でのリーダーシップは捨てがたい。
サイドでの上下運動だけではなく、ゴール前にも入り込み、相手の守備陣に混乱をもたらす。アシスト以外でも変わりゆくプレースタイルにも順応し、トレント・アレクサンダー=アーノルドが偽サイドバックとしてプレーする際には、引き気味でのポジションにも長けている。
経験豊富なスコットランド代表DFは、2026年以降もアンフィールドに残留するのか、もしくはドイツでの新たなチャレンジに歩むのだろうか…