ニコロ・バレッラは間違いなくイタリア・セリエAにおける最高のミッドフィルダーだが、またしてもリバプールが目をつけている。
昨夏、中盤の強化を狙ったレッズはこのインテル・ミラノのスターを獲得するため、大金をはたいても構わないと報じられていた。
しかし、彼らは結局、ドミニク・ソボスライ、アレクシス・マック・アリスター、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフといった選手たちと契約した。いずれの選手もすでにレギュラーとして活躍しており、いまや大成功の補強となった。
昨年12月には、アンフィールド側が2026年にサン・シーロでの契約が切れるイタリア代表ミッドフィルダーとの契約を結ぼうとしているとの報道があったが、リバプールは静かな冬を過ごした。
そして今、リバプールにふたたび同選手との関係を報じるメディアが現れた。イタリア紙『Il Secolo XIX』によれば、プレミアリーグのクラブ、おそらくリバプールとマンチェスター・シティが、27歳MFに対して6840万ポンドという巨額のオファーを準備しているようだ。
インテル・ミラノは、大事な戦力を確保するために全力を注いでおり、彼に破格の新契約をオファーし、2026年以降もスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァに残留するように説得を試みようとしている。
今シーズンは圧倒的な強さでセリエAの首位をひた走るインテル・ミラノ。元カリアリMFはチームの主軸を任されており、ここまで36試合2ゴール6アシストを記録している。
現在のクラブでの試合数は200を超え、イタリア代表としても経験も50試合を超える。EURO2020では同国代表において重要な役割を果たし、決勝の舞台ではホームのイングランド代表を破り、栄冠をもたらした。
現実的にリバプールはそれほどの大金を支払うわけもなく、この夏の移籍市場での優先ポジションでもないだけに、同選手獲得に動く未来は想像できない。過去にもたびたび同様の報道が出回っているが、アンフィールドでプレーすることはあり得なさそうだ。
あくまで、ゴシップ紙として楽しみたいところだ…