2020年の夏に、バイエルン・ミュンヘンからリバプールに加入。プレミアリーグの強度に耐えられないのか、毎シーズンのように負傷を繰り返し、シーズンを通じて計算しにくい存在に。今季に至っては、アーセナル戦で5分出場したのみで、現在は筋肉系のトラブルで離脱を余儀なくされている。
リバプールとの契約満了も近づいており、今年の6月にはフリートランスファーとなり、移籍金なしで別のクラブに移ることができる。昨夏の移籍市場において、中盤を強化しただけに絶対的な存在ではなくなった元スペイン代表MFだが、このままチームを退団することがほぼ決まっていると、ニール・ジョーンズ記者が報じた。
同記者はさらに補強プランにも言及すると、噂に挙がっているヨシュア・キミッヒやニコロ・バレッラら20代後半のミッドフィルダーらの獲得に乗り出すとは思えないと否定的な意見を述べ、積極的な補強にはならないだろうと見解を語った。
「リバプールとヨシュア・キミッヒやニコロ・バレッラといった選手とのつながりについて、私は非常に懐疑的だ。良い選手であることは間違いない。本当に素晴らしい選手だ。」
「しかし、リバプールは中盤の選手が不足しているわけではないし、遠藤や今夏に退団がほぼ確実なチアゴ・アルカンタラを除けば、この2人よりも若い選手ばかりだ。」
「カーティス・ジョーンズ、アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、ハーヴェイ・エリオット、ライアン・フラーフェンベルフのポテンシャルは一目瞭然だし、ステファン・バイチェティッチやボビー・クラークらも台頭してきており、29歳のキミッヒや27歳のバレラの必要性を見出すのは難しい。」
「個人的には、この夏のリバプールの補強計画は、大改革というより、微調整になるような気がする。」
「彼らは昨年の夏に行った中盤の改革に満足しており、いまは他のエリア、つまりセントラル・ディフェンス、サイドバック、前線に関心が移ると予想される。」
CaughtOffside