モハメド・サラーを始め、ダルウィン・ヌニェスやディオゴ・ジョッタら充実のアタッカー陣が揃うリバプール。ハーヴェイ・エリオットも右ウイングとしてプレーでき、ベン・ドークやカイデ・ゴードンら若手選手も控える。
一方で、エジプト代表ウィンガーにはサウジアラビア移籍の噂が付き纏っており、ユルゲン・クロップ監督という求心力がなくなる来シーズンも留まるかどうかは誰にも分からない。また、中東クラブが巨額のオファーを提示した場合には、リバプールも断りきれない可能性もある。
ドイツ紙『Bild』によれば、かねてからリバプールからの関心が報じられてきたホッフェンハイムFWマクシミリアン・バイエルの動向に引き続き注目しているようだ。なお、同選手に対しては、エバートンやバーンリー、ブレントフォードらプレミアリーグ勢も興味を示している。
21歳ストライカーは、今シーズン20試合7ゴール5アシストを記録。2023年9月にはドイツU-21代表としてもデビューを飾っており、ここ1年で急激に評価を高めている。主にセンターフォワードとしてプレーし、鋭いドリブル突破などを強みに持つ。
ただし、リバプールではユルゲン・クロップ監督の退任発表もあり、今後の補強プランに影響が出る可能性も否定できない。加えて、ブンデスリーガと太いパイプを持つヨルク・シュマットケSDもチームを去っており、この夏も継続してターゲットに挙がっているかは不透明。
得点力不足が叫ばれるドイツ代表の救世主になり得る点取り屋は、2027年6月まで契約を結ぶクラブを後にし、イングランドにステップアップを遂げるのだろうか…?