来シーズンには、2015年からリバプールを率いてきたユルゲン・クロップ監督はいない。新たな指揮官を迎える予定で、その後継者候補には複数の監督が浮上している。シャビ・アロンソ、ルベン・アモリム、ロベルト・デ・ゼルビ、ユリアン・ナーゲルスマンらがメディアを賑わせる。
数ある候補者の中でも、バイエル・レバークーゼンで驚異的な戦績を残すシャビ・アロンソが最有力と見られており、同じタイミングで指揮官交代となるバイエルン・ミュンヘンとの争奪戦が勃発している。
ベン・ジェイコブス氏(スポーツジャーナリスト)は、スペイン人指揮官を巡る騒動をアップデート。あと1年間レバークーゼンに残留し、レアル・マドリード加入の路線も示唆しつつも、いますぐに決断が下されるものではないと、バイエルンが接触しているとの報道にも、リバプールに焦りはないと語った。
「シャビ・アロンソはすぐに決断するつもりはない。彼はどんな選択肢にも耳を傾け、今すぐ去りたいのか、それともレバークーゼンに残りたいのかを決めるつもりだ。」
「レバークーゼンに残れば、2025年にレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティの後釜を務める可能性もある。」
「アロンソは、過去に所属した3つのクラブが自分に興味を持っていることを理解している以上、どのクラブからも押し切られて、自分の時間軸以外で決断を迫られることはないだろう。」
「だからこそ、バイエルンがどれだけ素早く動こうとも、リバプールに何ら影響を与えることはない。」
「もし彼らがアロンソにアプローチすることを選んだとしても、リバプールはバイエルンが来るからと言って、それ以上早急にアプローチしなければならないというプレッシャーを感じることはない。」
「リバプールは、バイエルンもアロンソを追いかけているチームのひとつであることを認識しているため、リバプールがこの状況に対して非常に冷静で慎重であることを確信している。」
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