32歳DFジョエル・マティプが今シーズンをもって契約満了を迎え、そのまま退団が濃厚だ。その穴を埋めるべく、リバプールは新たなセンターバックに関心を示し続けており、スポルティングDFゴンサロ・イナシオを筆頭に様々なターゲットが浮上している。
フラムに所属する26歳DFトシン・アダラビオヨも候補者のひとりであり、マティプ同様に今季限りで契約満了となる元マンチェスター・シティDFをフリートランスファーで獲得する可能性が伝えられてきた。
移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、同選手を巡る情報をアップデートすると、所属するフラムは契約更新に向けてアプローチをしているが、他のクラブからの関心に、いますぐ決断を下すことに躊躇していると伝えた。
「フラムがトシン・アダラビオヨに新たな長期契約を提示し、その一部として昇給も提案している。」
「トシンの現在の契約は6月で切れる。」
「…しかし、複数のクラブがフリーエージェントとして彼との契約に興味を持ち続けているため、彼はまだ将来を考えているようだ。」
⚪️⚫️ Understand Fulham have offered new long term deal to Tosin Adarabioyo with salary rise as part of the proposal.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) March 14, 2024
Tosin’s current contract expires in June.
…but he’s still considering his future as several clubs remain interested in signing him as free agent. 👀 pic.twitter.com/g3OuaFJLKW
ロンドンのクラブでは、100試合以上で出番を得ており、プレミアリーグやチャンピオンシップでの経験は豊富。マンチェスター・シティ時代にはチャンピオンズリーグにも少しの時間だが、ピッチに立った過去があり、その雰囲気を肌で感じている。
ヨーロッパの大会ではまだまだ経験不足は否めないが、チームメンバーのひとりとの扱いであれば十分に計算できる選手だ。今季もカラバオカップの準決勝で、リバプール相手に見せたパフォーマンスは絶賛されており、プレミアリーグでも指折りのセンターバックとして認識される。
はたして、リバプールは新センターバックに26歳ディフェンダーを迎え入れるのか、もしくはフラムが新契約の締結を成功させるのだろうか…?