昨年の夏、RBライプツィヒからリバプールに加入したハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。スティーブン・ジェラードを彷彿とさせるダイナミックなプレースタイルは中盤に活気をもたらし、同時に加わったミッドフィルダー陣と、昨季からの不調を払拭させた。
カラバオカップをすでに勝ち取っており、タイトルを手中に収めたリバプール。そのクラブを率いるユルゲン・クロップ監督にとっては最後のシーズンで、まだまだ4冠の可能性を残す。選手たちに限らず、チームに関わる全員がアンフィールドでの最高のシーズンになることを期待している。
ハンガリー代表キャプテンは、監督のためにも、個人的にも獲得できるトロフィーを全て掲げたいと口にしつつも、代表戦も迫り、過密日程の中で、目の前にある試合に全力を尽くすことの大切さを強調した。
「監督について、シーズンが終わるまで、誰もが試合のことだけを考えている。」
「僕らはシーズンの終わりに何が起こるかなんて考えていない。それらはシーズンが終わってから話せばいい。」
「(タイトル争いに加われて)良い気分だよ。すでに1つ(トロフィーを)獲得したし、あと3つ残っている。4 つ全部を勝ち取りたいが、1試合1試合を大事にしなければならない。」
「まだまだシーズンは続くから、そんなに先のことは考えられない。多くの試合、ヨーロッパリーグ、日曜日のFAカップ、そして代表チームの期間が終わると、またプレミアリーグが始まる。僕たちは準備できていると思う。」
「チャンスは十分にあると思うけど、みんなこう思っている。シティの選手に聞けば、彼らは自分たちにチャンスがあると思っているし、アーセナルの選手もチャンスがあると思っている。僕たちにもチャンスはあると思うけど、そのために努力しなければならない。」
「優勝は、空から降ってきたり、手の中に飛び込んできたりするものではない。毎試合、ベストを尽くさなければならない。誰が先発でも、誰がベンチからでもいい。チームの一員であり、互いのために戦う準備ができている。」