昨夏の移籍市場において、ミッドフィルダー陣の大幅な刷新に着手したリバプール。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら獲得した選手たちは悉く活躍しており、いまやチームの中盤に欠かせない選手に変貌を遂げた。
この冬の移籍マーケットでは、動きを見せなかったリバプールだが、今夏に向けて補強戦略を練っている。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、レッズは最低でも2選手をアンフィールドに迎える計画を立てているそうだ。
「リバプールは、必要なポジションだからこそ、おそらくセンターバック獲得で忙しくなると見ている。」
「今年1月、彼らはいくつかのオファーを受けた。それらを検討したが、それから今夏の移籍市場において、センターバック市場に参入することを決めた。夏に退団する(ジョエル・)マティプをどうするかで、そのポジションもカバーできると思う。」
「そして、攻撃的なポジションでも、何かを画策しているようだ。ウイングかもしれないし、ストライカーかもしれない。彼らが新監督と何をしたいのかを見極めなければならないが、私はこの夏の移籍マーケットでリバプールが少なくとも2人の選手を獲得すると考えている。」
CaughtOffside
ジョエル・マティプに限らず、フィルジル・ファンダイクもまもなく33歳となり、次なる世代を考え始める時期に差し掛かっている。イブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサー、ジョー・ゴメスらの最終ラインに、新たな選手を求めるのは必然と言える。
また、攻撃陣では、エジプト代表FWモハメド・サラーがサウジアラビアからの関心に晒されており、巨額オファーを受け入れる可能性もゼロではない。エースの後継者を獲得し、育てるためにも、この夏に獲得に動くのも妥当だろう。
はたして、リバプールはどのような選手に注目し、獲得を試みるのだろうか…?