レバークーゼンでチームをブンデスリーガ首位に押し上げ、ヨーロッパリーグでも準々決勝まで進出。監督としての手腕を見せつけた元リバプールやバイエルンMFは、今や引っ張りだこの候補者となっている。
リバプールはアロンソをユルゲン・クロップの後継者の最有力候補に挙げているが、バイエルン・ミュンヘンもトーマス・トゥヘルの任期が6月で終了するため、新監督を探している。
ドイツ『Sky Sports Germany』によると、バイエルン・ミュンヘンはすでにスペイン人指揮官と、この夏にトゥヘル監督の後任として指揮を執ることについて話し合いを始めた。
選手としてはワールドカップ優勝経験もある同監督は、契約上の退団条項が約1500万ユーロだが、2025年の夏までは有効ではないため、今夏のバイエルンの負担は1500万ユーロから2500万ユーロとなる。
契約期間は2026年6月までだが、当初の予定では、アロンソはレバークーゼンに残り、チャンピオンズリーグに出場するはずだったが、同クラブのフェルナンド・カロCEOが、シャビ・アロンソを取り巻く状況など、クラブの近況について語った。
「シャビ・アロンソは2026年まで契約を結んでおり、ここに残ることを疑う理由はない。」
「サッカーでは何が起こるかわからないが、私たちには良好な信頼関係がある。」
シャビ・アロンソ以外にも、ユリアン・ナーゲルスマンとルベン・アモリムらもリストアップされており、スペイン人指揮官のみがターゲットではない。ユルゲン・クロップの後継者という重責は、誰にとっても大きなもので、それに耐えつつも、リバプールの転換期を成功に導ける人材に注目している。
元スペイン代表MFに関しては、来シーズンもブンデスリーガに残留し、レアル・マドリードでカルロ・アンチェロッティ監督の後釜に据えるという噂も上がっており、現役時代に過ごしたクラブがこぞって関心を示している。
はたして、シャビ・アロンソは今後どのような指導者キャリアを歩むのだろうか…?