ハーヴェイ・エリオットを筆頭に、ベン・ドークやボビー・クラーク、ジェームズ・マコーネルら最近リバプールの下部組織に加入した10代選手たちが非凡な才能を披露し始めており、幼い頃から同クラブで成長をする育成組とともに、明るい未来が待っている。
それでも、レッズはアカデミー年代の強化の手を緩めることはない。イギリス出身の若手に関心を寄せる一方で、海外でもスカウティングを怠っていない。そして、その視線はカタールワールドカップで躍進したモロッコに向けられている。
英『The Mail』によると、リバプールはモロッコU-17代表DFアブデルハミド・アイット・ブードラル獲得に興味を持っており、アフリカの将来有望株のプレーをチェックするため、スカウトチームを派遣したようだ。
代表では5試合で2ゴールと得点も奪える17歳センターバックは、現在ムハンマド6世フットボールアカデミーに所属。すでに身長は190cmに到達しており、高い打点でのヘディングは魅力的。前線への正確なフィードや適切なポジショニングにも優れ、その落ち着きぶりは10代とは思えない。
高いポテンシャルを感じさせる若きディフェンダーだが、モロッコで引き続き成長を狙うのか、もしくはアンフィールドなど海外のクラブでチャレンジすることになるのだろうか…?