昨シーズン途中から、偽サイドバックとして中盤でのプレーも覚え始め、新たなキャリアに進んだイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド。同国代表では中盤で先発するなど、クラブと代表で圧倒的なパスセンスを活かす戦術を採用している。
リバプールでは地元選手として、10代の頃から右サイドバックで数々の印象的なパフォーマンスを続けてきた。今シーズンが始まる前には、副キャプテンに任命されると、ピッチ内外でリーダーシップを発揮し、怪我で離脱している中でも試合終了後にはベンチの前でハイタッチする光景は珍しくない。
ところが、同選手との契約は2025年6月までと迫っており、リバプールは同じ契約期間のモハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクとともに、イングランド代表DFとの契約更新を狙っているが、現時点では動きは見られない。
ファブリツィオ・ロマーノ氏は、リバプールと25歳のディフェンダーとの交渉は始まっていないとしながらも、レッズに売却の意思は全くないことを伝えている。
「レアル・マドリーはリバプールにおけるトレント・アレクサンダー=アーノルドの契約状況を見守ってる。」
「現在の契約は25年6月までで、今のところ交渉は進んでいない。」
「リバプールは現段階で売却の意向を示していない。」
「今のところ、選手の考えは明らかになっていない。」
🚨⚪️ Real Madrid are monitoring Trent Alexander-Arnold's contract situation at Liverpool.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) March 22, 2024
Current deal expires in June '25 with no talks underway as of now.
Liverpool have not indicated any desire to sell at this stage.
There's no indication of player's views so far. pic.twitter.com/2rCywx2yjH
未来のキャプテン候補の25歳DFだけに、リバプールは是が非でも契約更新を取り付けるはずだ。地元出身というブランドも働き、サポーターからの人気もひとしお。ユルゲン・クロップ監督がいない時代を引っ張るべき存在で、今後も長くアンフィールドで活躍してくれるだろう…