昨年の夏に、リバプールはミッドフィルダーの大幅な入れ替えを成功させた。いずれの選手もプレミアリーグやヨーロッパリーグで活躍しており、現時点で中盤強化は優先すべきポジションではなく、この夏に大金をつぎ込む可能性は低い。
それでも、昨夏の移籍マーケットでも候補のひとりと取り沙汰されたオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスは、いまもなおリバプールが動向を追っているとのニュースが出回っている。その全てがイタリア方面からで信憑性こそ薄いが、報道は選手の目にも入っている。
そして、今後の去就が騒がしくなっているアタランタMFは、自身のキャリアについて注目発言。所属クラブには退団の意向をすでに伝えているそうで、ユベントスやプレミアリーグのクラブからオファーが届くことを期待していると心の内を明かした。
「アタランタには、この夏に退団したいと伝えてある。昨シーズン、ナポリからの関心があったけれど、両クラブの合意には至らなかった。今年は検討するオプションがあることを願っている。」
「ガールフレンドとイタリアを楽しんでいるけど、イングランドのいくつかのクラブのためなら雨にも耐えられる。ユベントスやプレミアリーグのクラブが興味を示しているというニュースがないと言えば嘘になる。ニュースも読むよ。アタランタでは素晴らしい時間を過ごしたし、まとまった金額が入ることを願っているよ。」
Telegraaf
前述の通り、リバプールにとってはミッドフィルダーは優先補強ポイントではない。センターバックやフォワードに大半の予算を投じる見通しで、新たな中盤の選手を獲得に動くかどうかは未知数だ。
はたして、オランダ代表ミッドフィルダーは、イタリアで新たなクラブに移籍するのか、もしくはイングランドでの初挑戦に踏み出すのだろうか…?