エジプト代表FWモハメド・サラーにはサウジアラビアからの強烈な関心が届いており、中東のクラブは昨夏の移籍市場締切ギリギリまで獲得の可能性を探っていた。この夏にも巨額オファーが舞い込む見通しで、ユルゲン・クロップ監督の退任に伴い、主力組が大きく動き出すかもしれない。
また、信憑性には乏しいが、コロンビア代表FWルイス・ディアスにも退団の噂が燻っている。特に、エジプシャン・キングの後継者となる右ウィンガーには熱視線を送っており、リバプールは様々な選手をリストアップしている。
スペイン紙『Fichajes』によれば、リバプールはポルトで活躍する26歳FWヴェンデルソン・ガレーノに関心を示しており、来シーズンを前に獲得を試みるようだ。他にも、マンチェスター・ユナイテッドも注目しており、この夏に獲得レースが展開される可能性がある。
同じくプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドも動向を追っていると言われる。また、同選手の現行契約には、6000万ユーロもの契約解除条項が設定されているそうで、エスタディオ・ド・ドラゴンから引き抜くには、同額以上の支払いが要求される。
ブラジル出身の左ウィンガーは、今季ここまで36試合13ゴール11アシストと大爆発。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも30試合を超えるプレー経験を持ち、リーガ・べウィンを代表するウィンガーとして注目の的になっている。
リバプールには、優秀な左ウィンガーが揃っている。ルイス・ディアスとコーディ・ガクポ、ディオゴ・ジョッタは左サイドでの経験も豊富で、ダルウィン・ヌニェスもプレー可能。現時点で同ポジションを補強する必要性はない。
あくまで最優先は、左利きの右ウィンガー。また、26歳という年齢もあまり魅力はなく、リバプールが獲得に乗り出す可能性はほぼゼロだ。イングランドに上陸する未来はまだ残っており、今年の夏にステップアップを遂げるかもしれない…