元カメルーン代表DFジョエル・マティプとの契約が今シーズンで満了を迎え、そのまま退団する可能性が高まっている。加えて、今年7月にはフィルジル・ファンダイクは33歳になるため、センターバック陣の世代交代は避けられない。
チェルシーDFレヴィ・コルウィルやスポルティングDFゴンサロ・イナシオら将来有望な若手ディフェンダーへの関心が報じられているが、それ以外にもヨーロッパや南米で活躍する若きセンターバックの名前が頻繁に挙がっている。
スペイン紙『Fichajes』によれば、かつてチェルシーでもプレーし、2022年の夏にフリートランスファーでバルセロナに移籍したデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが、リバプールのリストに載っており、今夏での獲得に向けて5000万ユーロを準備しているようだ。
ラ・リーガでは絶対的なレギュラーではないものの、ここまで18試合に出場。プレミアリーグでも ”100” に迫る出場数を誇っており、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでの経験も豊富。デンマーク代表での試合数もまもなく70試合を超える。
1.90cmに近い高身長に加えて、足元の技術も確か。現代的なセンターバックのひとりであり、スタメン争いに加わるだけの能力を持ち合わせる。ただし、チェルシー時代には大成功と行かず、立ち位置としては4番手センターバックの扱いになる可能性も高く、そこに満足できるかは疑問だ。
また、まもなく28歳を迎える選手に対して、5000万ユーロは破格。リバプールが適切な金額と思うとも考えにくく、移籍が現実のものになることはないだろう…