ユルゲン・クロップが退任するリバプールに加えて、トーマス・トゥヘルがチームを離れるバイエルン・ミュンヘンに狙われるシャビ・アロンソ監督。ブンデスリーガで脅威の勝率を誇るチームでの手腕で、将来有望な若き指揮官の仲間入りを果たした。
スペイン人指揮官とともに、その去就が騒がれているのが、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツだ。卓越したテクニックでボールを扱い、ペナルティーエリア付近でのラストパスやフィニッシュはドイツ国内でもトップクラス。
リバプールも関心を示す20歳の攻撃的ミッドフィルダーの将来について、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が注目の発言を残した。選手の周りの意見として来季も残留が最善策に挙がっているそうで、現時点では何も動きは見られないと伝えた。
「フロリアン・ヴィルツは自身の将来について語り、今のところバイエル・レバークーゼンに残るつもりであることを示唆した。それは私の認識とも一致しており、彼はレバークーゼンとEURO2024に全力を注いでいる。」
「現在交渉は行われておらず、選手に近い情報筋は、少なくともあと1年はレバークーゼンに残ることが最善の選択だと考えている。サッカーに絶対はないが、今のところとても静かだ。」
CaughtOffside
リバプールには、同じくドイツ代表MFジャマル・ムシアラにも興味を持っているとの報道が出回っており、アタッカー陣の再編が行われる可能性がある。現在のチームには彼らが得意とするポジションがないため、ウイングかインサイドハーフに配置するしかない。
元フラムMFファビオ・カルヴァーリョは同様の問題で苦しんだ過去があり、新監督のもとで新たなチームに少しずつ変化していくのかもしれない。
はたして、リバプールはドイツの逸材獲得に乗り出すことはあり得るのだろうか…?