32歳DFジョエル・マティプは現在離脱中。そして、2024年6月まで結ぶ契約も満了に近づいており、このまま出番を得ずに、アンフィールドでの最後のシーズンになる可能性が高まっている。ジャレル・クアンサーの台頭やジョー・ゴメスの復活もあり、絶対的な存在ではなくなりつつある。
最終ラインの穴を埋めるべく、昨年からリバプールはセンターバック確保に動いていた。当時は左利きセンターバックにご執心だったが、最近は右利きのディフェンダーの名前も浮上しており、フラムに所属する元イングランドU-19代表DFトシン・アダラビオヨは、そのターゲットに挙げられている。
海外メディア『Football Insider』によれば、今シーズン限りで契約が満了する同選手に対して、リバプール以外にも強豪クラブが関心を示しており、もしも彼らが本格的にオファーを提示すれば、フラムは26歳DFトシン・アダラビオヨの残留を説得するのは困難であると考えているそうだ。
フランスのモナコやイタリアのクラブからも関心が届いており、プレミアリーグで活躍できることを証明している長身センターバックは引っ張りだこ。フリートランスファーで獲得できるのは珍しく、この夏に向けての人気銘柄になることは間違いない。
フラムは全力で契約延長に取り組むだろうが、はたして、元マンチェスター・シティDFの将来はどのクラブにあるのだろうか…?