2016年にシャルケからフリートランスファーで、リバプール移籍を果たした元カメルーン代表DFジョエル・マティプ。負傷癖で離脱した期間も長かったが、フィルジル・ファンダイクの相棒の一番手として、常勝軍団を支え続けた。
独特なステップでのドリブル突破も魅力的な32歳センターバックだが、現在は十字靱帯断裂で長期離脱中。さらに、リバプールとの契約が今シーズン終了までと迫っていることから、このまま出番なくアンフィールドを離れる可能性が示唆されている。
その背景には、リバプールがセンターバックを補強ポイントとしていることもあり、来シーズン以降は最終ラインの陣容が変わるかもしれない。ただし、それとは対照的なニュースが流れた。
海外メディア『Sports Zone』によれば、元シャルケDFは来季もアンフィールドでの活躍を求めており、コーチ陣にもその意思を伝えたようだ。一方で、ブンデスリーガのフランクフルトは動向をチェックしており、リバプールは早めの決断が求められるとも報じた。
「ジョエル・マティプは、リバプールでさらなる冒険を続けたいと、ふたたび首脳陣に意思表示した。」
「現時点で、アイントラハト・フランクフルトだけが水面下で態度を明らかにしている。」
「リバプールは迅速に決断しなければならないだろう。」
⚡️FLASH ZONE ⚽️
— SPORTS ZONE (@SportsZone__) March 26, 2024
Joël Matip a de nouveau fait part de sa volonté de continuer l’aventure à Liverpool auprès de ses dirigeants. 🇨🇲✨
Pour l’heure, seul l’Eintracht Frankfurt s’est clairement positionné en coulisses.
Liverpool doit va devoir rapidement trancher. pic.twitter.com/8lJG6e0gVJ
ユルゲン・クロップ監督も去り、新たな指揮官を迎え入れる予定のリバプールにおいて、今年8月に33歳となるセンターバックとの契約更新に取り組むとは考えにくい。ジャレル・クアンサーの台頭もあり、新たなディフェンダーを1名だけでも加えられれば、シーズンを通して戦える陣容を揃えられる。
リバプール退団の確率が高い元カメルーン代表DFだが、来季もイングランドでのプレーを手にいれるのか、もしくは母国ドイツに戻ることになるのだろうか…?