ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクが33歳を目前にしており、イブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサーらとともにバックラインを引っ張るセンターバックに注目しているリバプール。
昨夏にはチェルシーDFレヴィ・コルウィルへの関心が噂され、他にもスポルティングDFゴンサロ・イナシオらヨーロッパで評価を高めるディフェンダーが候補として挙げられる中、プレミアリーグの上位2クラブが、オランダの次世代センターバックに熱視線を向けている。
海外メディア『Soccernews』によると、アーセナルとリバプールは、低迷するオランダの強豪、アヤックスDFヨレル・ハトを獲得するために、1億ユーロもの大金を支払うことを余儀なくされる可能性があるようだ。
アヤックスのアカデミーを経て、2023年1月にトップデビューを果たしたハトは、本職はセンターバックだが、左サイドバックとしてもプレー可能。昨季の後半には先発メンバーに名を連ね、今シーズンはこれまで全試合に出場し、アヤックスに欠かせない選手に成長。
弱冠18歳と圧倒的な若さにもかかわらず、左足のセンターバックは、エールディビジとヨーロッパリーグの両方でアヤックスのキャプテンマークを巻いた経験も。
ロッテルダム出身DFは、所属クラブで印象的なパフォーマンスを継続しており、ヨーロッパを見渡してもトップレベルの若手ディフェンダーの一人としての地位を確立している。
そのため、プレミアリーグの主要クラブがこのティーンエイジャーに注目しているのも不思議ではない。アーセナルとリバプールは、獲得を狙うイングランドの主要クラブとして名前が挙がっている。
はたして、オランダ代表の未来を担う可能性もあるセンターバックだが、この夏の移籍市場において、約1年半もの間、トップパフォーマンスを維持したクラブを離れ、新たなクラブにステップアップするのだろうか…?