ホッフェンハイムでプレーするFWマクシミリアン・バイエルはドイツのクラブで存在感を高めている。2020年の夏にトップチームに昇格。デビューシーズンはあまり試合に出られず、ハノーファー96に2年間のレンタル移籍で成長を果たした。そして、今シーズンを前に、ふたたび所属クラブに戻っていた。
この21歳ストライカーは復帰後、どんどん力を伸ばしている。今シーズンはブンデスリーガで計24試合に出場し、12ゴール5アシストを記録。その印象的なパフォーマンスによって、リバプールやブレントフォード、ブライトン、ノッティンガム・フォレストら複数のトップクラブの注目を集めている。
ドイツ紙『SportBILD』によると、同選手との契約を巡る争奪戦において、リバプールが他のクラブをリードしているようだ。また、新監督候補のシャビ・アロンソも、目覚ましい活躍を見せ続ける若きフォワードには注目している。
リバプールにとって、センターフォワードとしてプレーすることの多いストライカーに対しての必要性は乏しい。アタッカーで言えば、エジプト代表FWモハメド・サラーに代わる右ウィンガーが最優先で、ダルウィン・ヌニェスやコーディ・ガクポらもカバーできるポジションは補強ポイントではない。
ただし、ドイツ代表の未来を担うかもしれないバイエルは、これまでも度々リバプールとの関係が報じられてきた。ドイツU-21代表チームにおいても、5試合2ゴールを挙げており、スピードを活かしたカウンター攻撃やゴール前での決定力は魅力的だ。
はたして、リバプールはさらなるフォワード陣の強化に向けて、ホッフェンハイムの若き逸材の獲得に乗り出すのだろうか…？