この夏、ユルゲン・クロップの退団が発表されたが、リバプールはその地位に甘んじることなく、多くの移籍計画を練っている。センターバックや右ウイングが補強ポイントと見られるが、攻撃的ミッドフィルダーの名前が浮上している。
そのひとりが、バイエルン・ミュンヘンMFジャマール・ムシアラで、ドイツからイングランドに連れ戻す可能性を模索している。ドイツ代表でもレギュラーを張る若きミッドフィルダーだが、以前に所属していたチェルシーや、昨季3冠に輝いたマンチェスター・シティも動向に注目している。
海外メディア『Sport Bild』によれば、リバプールも含めた3クラブは、ドイツ代表の未来を担う逸材と所属クラブが新契約を締結するかどうかを静観しており、獲得するチャンスが生まれるかを探っているようだ。
バイエルン・ミュンヘンではすでに150試合以上に出場しており、数多くのゴールとアシストを決めてきた。独特なリズムでのドリブル突破や相手を出し抜くパスは一級品で、ヨーロッパでも屈指の攻撃的ミッドフィルダーとしての立場を確立している。
ドイツの絶対的な王者は、最近同じように将来を嘱望されるフランスU-21代表FWマティス・テルと契約更新。平均年齢も高くなってきたアタッカー陣の世代交代を進めており、21歳のシュトゥットガルト出身MFとも新たな契約を結びたい。
現時点では、ムシアラの代理人とバイエルンとの間で新契約の話し合いが予定されているのは、あくまでシーズン終了後。プレミアリーグ勢は、時間の経過を待たなければならない…