アカデミー時代を過ごしたチェルシーやリバプール、マンチェスター・シティから熱い視線を送られているのが、バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラ。21歳になったばかりにも関わらず、すでにトップチームで156試合43ゴール30アシストを決めてきた逸材だ。
母国のフル代表でも絶対的なレギュラーに君臨する若き攻撃的ミッドフィルダーは、ブンデスリーガでの素晴らしい活躍に、プレミアリーグ勢も無視できない状況。非常に高額な移籍金が必要なだけに実現可能性こそ低いが、最近は同選手の移籍報道が過熱している。
しかし、バイエルンのスポーティングディレクターであるマックス・エベールは、その噂を完全に否定。売却対象ではないと発言し、将来的には同クラブの顔になるべき存在だと主張した。
「ジャマル・ムシアラは売り物ではない。」
「彼は将来、バイエルンの顔になるはずだ。」
「ジャマルは非常に多くの喜びをもたらしてくれる選手であり、彼をバイエルンの新しい顔にすることが我々の意図である。」
Sky Sport Germany
ゴール前での決定力こそ向上したいところだが、ペナルティエリア付近でのラストパスやドリブルでの侵入など、世界を見渡してもトップレベルの能力を持つ。クラブレベルだけではなく、代表でも顔になれるだけのポテンシャルを感じさせる。
現行契約が2026年6月までとなっており、この夏から来シーズンにかけて契約更新が実現されなければ移籍が近づきそうだが、現時点では目玉の移籍になることはないだろう…