現役時代に、アンフィールドでチャンピオンズリーグに優勝するなど活躍したシャビ・アロンソ。リバプールとの関係もあり、ユルゲン・クロップの後継者に最も近い人物として取り沙汰されたが、監督本人がバイエル・レバークーゼン残留を決断し、終止符を打った。
リバプールはすでに別の候補者に視線を向けており、スポルティングを率いる39歳のルベン・アモリムが最有力に繰り上げられた。ヨーロッパ大会でも経験豊富な若手指揮官について、クラブ内でも評価は高い。
海外メディア『Diario de Noticias』によれば、あと2年で切れるスポルティングとの現行契約に付随している1700万ポンドの解除金支払いは問題ではなく、6月1日から正式稼働のスポーティング・ディレクターのリチャード・ヒューズは、同監督とインタビューを実施する意向のようだ。
ドイツ人指揮官の後任という重責を担うには、ピッチ上での振る舞いだけではなく、ピッチ外での能力も優れていなければならない。アンフィールドでの指揮を執るに適した人材であるか、インタビューを通して確認していくことになる。
ただし、リバプールは決断に焦ることはなく、じっくりと時間をかけるつもりだ。はたして、来シーズンのアンフィールドには、誰が指揮官として立っているのだろうか…?