2020年の夏からフラムで活躍するアメリカ代表DFアントニー・ロビンソンは、今季はキャリアでも最高のシーズンを送っており、プレミアリーグやカップ戦を通じて、35試合で7アシストを決め、攻守両面でチームの左サイドを活性化している。
抜群のパフォーマンスは、強豪クラブからの注目を集めている。アンディ・ロバートソンとコスタス・ツィミカスの両サイドバックが負傷離脱していた期間には、リバプールから元エバートンDFに対する関心が連日のように報じられた。
両選手とも復帰したが、ロバートソンのコンディションが上がらず、ツィミカスもそこまで試合に出れておらず、そのニュースが再燃。海外メディア『AS Roma Live』によれば、リバプールとマンチェスター・シティがすでに代理人に接触を図ったようだ。
移籍金は3500万ポンドに設定されているそうで、両クラブにとっては決して高い金額ではない。なお、リバプールは他にもウルヴァーハンプトン・ワンダラーズDFラヤン・アイト=ヌーリにも注目しているとも言われている。
アメリカ代表でも39試合に出場し、母国で開催されるワールドカップ2026では中心的な役割を担うことが期待される。まもなく27歳なるため、若いとは言い切れず、スコットランド代表DFの長期的な後継者にはなり得ないが、短期中期的なプランには含まれるだろう。
はたして、この夏の移籍市場において、フラムからステップアップを遂げるのだろうか…?