2019年にRBザルツブルクに加入したスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコは、レッドブル・グループで成長を遂げている。2023年からはRBライプツィヒに活躍の場を移し、今シーズンはここまで29試合で二桁得点にたどり着いた。
スロベニア代表としても25試合10ゴールと高い得点感覚を見せる20歳FWには、強豪クラブがこぞって注目している。マンチェスター・ユナイテッドは過去に獲得を試みており、アーセナルやチェルシー、ACミランらも動向を追っている。
ドイツ紙『BILD』によれば、リバプールはマンチェスター・シティとともに同選手をめぐる争奪戦に加わり、契約解除条項5000万ユーロで獲得が可能なようだ。
ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがセンターフォワードとして進化を遂げており、ディオゴ・ジョッタやコーディ・ガクポも同ポジションでプレー可能。ゴールやアシスト数で苦しんでいるわけでもなく、喫緊の補強ポイントとは考えにくい。
アタッカー陣で補強すべきポジションは、サウジアラビア移籍が取り沙汰されるエジプト代表FWモハメド・サラーが任されている右ウィンガー。左利きのウィンガーは複数名が候補として挙がっており、エジプシャン・キングの後継者を獲得すべくリストアップしている。
現時点ではリバプールが元RBザルツブルクのストライカー獲得に動き出すとは思えないが、状況は常に変わりゆく。はたして、アンフィールドでサポーターを歓喜の渦に巻き込む未来はあるのだろうか…?