シャビ・アロンソがバイエル・レバークーゼン残留を発表し、来シーズンもブンデスリーガでの戦いを決めた。ユルゲン・クロップ監督の後継者として、大本命だったスペイン人指揮官を逃したが、リバプールの視線はすでに次なるターゲットに向いている。
現時点ではスポルティング率いるルベン・アモリムが第一候補に据えられており、対抗馬としてブライトンのロベルト・デ・ゼルビが挙がっている。ところが、ディーン・ジョーンズ氏（英国人ジャーナリスト）は、ボローニャで指揮するチアゴ・モッタにも注目すべきだと主張している。
「二人の主要な候補者以外では、彼は非常に興味深いサッカー哲学を持っており、リバプールの多くの人が興味をそそられる。」
「ボローニャは非常に珍しい流動性のあるプレーをしている。」
「リバプールに重要なことのひとつは、従うべきサッカー哲学がありながら、チームに合ったやり方でプレーし、進化し続けるということだ。」
「モッタは現時点ではアウトサイダーだが、彼らにとっては興味深い存在である、ということを強調することが重要だ。」
GiveMeSport
インテル・ミラノが快走するセリエAにおいて、ボローニャは下馬評を覆して、いまのところ4位に付けている。来季のチャンピオンズリーグ出場も狙える順位におり、チームを率いるブラジル出身の指揮官の評価も鰻登りだ。
ジェノアやスペツィア・カルチョらでも監督経験を持ち、選手時代にもイタリア代表やメガクラブでもプレーした過去がある。モッタに本腰を入れる可能性は低いが、リバプールの監督人事はどのような決着を迎えるのだろうか…？