ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクらベテランセンターバックの次の世代を担うディフェンダーを求めているリバプールは、昨年の夏にチェルシーの若きイングランド代表DFレヴィ・コルウィル獲得を狙った。
他にも、スポルティングDFゴンサロ・イナシオやバイエル・レバークーゼンDFピエロ・インカピエ、クリスタル・パレスDFマーク・グエーイらをリストアップしたと噂されており、この夏にもセンターバック獲得を本格化させる見込みだ。
アヤックスに所属する18歳DFヨレル・ハトもまた候補者として挙がっている。リバプールやアーセナルが争奪戦を演じるオランダ代表の未来を担う大器に対して、パリ・サンジェルマンも強い興味を示しており、フランスの強豪クラブも獲得に乗り出すと、海外メディア『TuttoMercatoWeb』が報じた。
2018年からアヤックスの下部組織でプレーし、2023年にトップチームに帯同すると、今シーズンは10代ながらも39試合に出場。国内リーグのみならず、ヨーロッパリーグやカンファレンスリーグと幅広い経験を積んでおり、その将来は前途洋々だ。
左サイドバックでも起用されることもあるロッテルダム出身DFは、2024年3月に契約更新したばかりで、2028年6月までオランダの名門クラブに残る。同選手を引き抜くにはまとまった金額が要求される予定で、その移籍金は年々高まる可能性もある。
あらゆるクラブが獲得レースに参戦となれば、要求額はますます釣り上がるかもしれない。はたして、オランダ代表の若きセンターバックは、この夏にステップアップを遂げることになるのだろうか…?