サウジアラビアが執念を燃やすエジプト代表FWモハメド・サラーの獲得。昨夏には口頭での巨額オファーを断ったリバプールだが、契約期間が1年を切るこの夏に同額以上のオファーが届けば、首を縦に振らざるを得ない状況に追い込まれるかもしれない。
アンフィールドサイドはチームのエース放出には否定的で、契約延長を狙っているとも言われる。まもなく32歳になるエジプシャン・キングの去就について決断が迫られる。そして、同時並行で、その後継者探しは続いている。
イタリア方面から何度も報じられてきたのが、リバプールがイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ獲得を狙っているというもの。ゴシップ臭しかしない報道だが、Fabio Santini氏(ジャーナリスト)はその噂を肯定し、獲得オファーすらも提示していると語っている。
「ユベントスはどうするのだろう?噂されているようなヴラホヴィッチではなく、キエーザを売るかもしれない。」
「プレミアリーグの名門、特にリバプールからキエーザに対するオファーが来ている。」
「キエーザを売却することで、ユベントスは4000万~4500万ユーロを手にすることができ、その金額で(ジェノアの)マルコ・レテギの獲得に乗り出すことができる。ここでもユベントスは、ミラノで言うところの “召使いの勘定” をしなければならない。」
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EURO2020での活躍は誰の目にも明らかだが、その後は負傷の影響もあり、圧倒的な活躍は出来ていない。今シーズンもこれまで25試合で7ゴールを奪っているものの、途中に怪我で離脱を繰り返しており、セリエAよりも過密でインテンシティも高いプレミアリーグで、怪我なく過ごせるとは思えない。
サラーに比べると、決定力も格段に劣っているだけに、リバプールが26歳ウィンガーに接触しているというのは空想にも思える。また、左利きの右ウィンガーが最優先であり、右利きの左ウィンガーは枚数が揃っている。
今回の発言はにわかに信じがたいが、リバプールがイタリア代表FWを後任として据える未来はやってくるのだろうか…?