アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航ら昨年の夏に加入したミッドフィルダーらが大活躍中。カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオットらもスタメンクラスに定着し、ボビー・クラークら若手選手も台頭している。
充実したミッドフィルダー陣を擁するリバプールだが、未だに中盤の選手への関心が報じられ続けている。フロリアン・ヴィルツやジャマル・ムシアラ、トゥーン・コープマイネルスら様々な選手の名前が飛び交う中、ポルトガルの逸材に対する関心が浮上した。
ポルトガル紙『O Jogo』によれば、リバプールはベンフィカMFジョアン・ネヴィスに興味を持つ複数クラブのひとつであり、この夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、バルセロナ、パリ・サンジェルマンらと争奪戦を展開する可能性があるようだ。
2023年の冬にトップチームに昇格すると、今シーズンもレギュラーとして数多くの試合に出場。国内リーグではここまで26試合に出場しており、チャンピオンズリーグでもインテル・ミラノやレアル・ソシエダ相手に6試合すべてで先発メンバーに名を連ねた。
新進気鋭の若きポルトガルのミッドフィルダーは、2023年10月には同国代表デビュー。19歳にもかからず、4試合で出番を得ており、その評価は高まるばかり。守備的ミッドフィルダーとして、ヨーロッパの強豪クラブが目を離せない選手に変貌を遂げた。
同紙は付け加えで、1億ポンド程度の契約解除条項が設定されているとも報じており、31歳MF遠藤航の他に、ステファン・バイチェティッチやジェームズ・マコーネルら若手が控えているだけに、予算のほとんどを同ポジションに使う理由がない。
基本的には、センターバックやフォワードが優先すべき補強ポイントのリバプール。ポルトガルの逸材に動きを見せるとは思えないが、はたして…?