シーズン途中に退任を発表したユルゲン・クロップ監督の後継者として、シャビ・アロンソやルベン・アモリム、ユリアン・ナーゲルスマンらが候補者に挙がっており、現在ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督もその中に含まれている。
現役時代にはリバプールで300試合以上に出場し、スコットランド代表でも活躍したDFスティーブ・ニコルは、プレミアリーグで指揮を執るイタリア人監督の流動的なサッカーを魅力的に感じており、もしもアンフィールドの次期指揮官になっても合意理的だと語った。
「それ(彼のプレースタイル)については問題はない。私は彼の試合運びが好きなんだ。」
「彼は好みのプレースタイルとは違うプレーを望み、成功してきた選手たちを引き継ごうとしている。」
「だから、その観点からは、完全に理にかなっていると思う。」
ESPN
今シーズンは日本代表FW三笘薫やイングランド人MFソロモン・マーチら主力が長らく怪我で離脱。さらに、ジェームズ・ミルナーやマフムド・ダフードら経験豊富な選手たちが期待されていたほどのパフォーマンスを披露できず、ヨーロッパリーグとの兼ね合いでの過密日程も重なり、本調子が出ていない。
国内リーグではまだまだヨーロッパの大会への出場権を獲得できる位置に付けており、ここからの巻き返しが必要不可欠。そのためにも、シモン・アディングラやエヴァン・ファーガソンら若手選手のさらなる成長も避けられない。
チーム作りにも能力を発揮する44歳の指揮官だが、この夏にプレミアリーグでステップアップを遂げるのか、他のリーグでの挑戦に歩みを進めるのか、はたまたブライトンでもう1シーズン過ごすことになるのだろうか…?