マンチェスター・ユナイテッドの大一番で、圧倒的なポゼッションに加えて、30本に迫るシュート本数を記録したにも関わらず、2得点しか決められず、引き分けに終わったリバプール。結果、得失点差でアーセナルにプレミアリーグ首位の座を明け渡した。
勝ち点差 “1” 以内で、リバプールはアーセナルやマンチェスター・シティと優勝争いを展開しており、どのチームにとっても最後の試合まで気を抜けない。イングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットも、前進し続けるのみと気持ちを明かした。
「他のチームのことを考えたり、彼らがやっていることを見たり、それを基準に試合をすることはありえない。」
「僕らは自分らしく、勝ち点3を取り続ける必要がある。」
「僕らはそれを成し遂げる最高のポジションにいるし、シーズン終了まで毎試合応援してくれる素晴らしいファンもいる。」
「チームにはそれを成し遂げるだけの力がある。」
「とにかく一戦一戦を大切にし、心身ともに回復させ、前進し続ける必要がある。」
「厳しい戦いになるだろうが、前進あるのみだ。」
今シーズンはレギュラーというよりも、試合途中から流れを変えるスーパーサブのような役割を担っている21歳ミッドフィルダーは、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦でも同点弾をもたらすPKを獲得していた。
右サイドから繰り出す左足でのクロスやパスは正確さを増し続けており、数々のチャンスを作り続けている。モハメド・サラーやコーナー・ブラッドリーらとの連携も良くなっており、来シーズンはドミニク・ソボスライやアレクシス・マック・アリスターらとレギュラー争いに励むことになる。
カラバオカップを制覇したリバプールだが、最終的にいくつのタイトルを獲得することになるのだろうか…?