昨シーズンまでマンチェスター・シティでプレーし、この夏にチェルシー移籍を決断した21歳MFコール・パーマー。エティハド・スタジアムでは期待の若手扱いで、ベンチを温める時間が多かったこともあり、ロンドンに新天地を求めた。
そして、スタンフォード・ブリッジでの活躍はご存知の通り。攻撃的ミッドフィルダーとして数々のチャンスを作り続け、自らもゴールを奪い続けた。ここまで37試合16ゴール12アシストを記録し、一気にイングランド内でも屈指のプレーヤーに成長した。
2023年11月にはシティ時代には考えられなかったイングランド代表デビューも果たした。海外メディア『Football Insider』によると、プレミアリーグで順位が付いてこないチェルシーのミッドフィルダーに対して、リバプールやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドの3クラブが関心を示しているようだ。
現状だと、来季もヨーロッパでの戦いに参加できずに、収入面はもちろん、選手のモチベーション的にもよろしくない。また、同クラブはファイナンシャル・フェアプレーに抵触している疑いがあり、さらなる勝ち点の没収があるかもしれない。
ただし、成長している実感を手にしているだけに、ロンドンからすぐに離れる未来は想像しにくい。プレミアリーグからの降格以外の条件で、関心を示すと言われる3クラブが接触できる可能性は低いが、はたして…?