2019年のリバプール加入以来、プレストン・ノースエンドやシャルケでレンタル生活を送るオランダU-21代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ。今シーズンはマインツにローン移籍し、29試合に出場。バックラインの主軸として起用され続けている。
リバプールとの契約は2026年6月までと期間を残している。トップチーム定着も狙える立場ではあるものの、ジャレル・クアンサーの台頭に加えて、この夏には新たなセンターバック獲得も噂されており、来季もどこかにレンタルされる可能性が高い。
レンタル生活への疲れも口にしてきたオランダ出身DFだが、来シーズンもレギュラーを張っているマインツで過ごすためには、是が非でもブンデスリーガ残留を達成しなければならない状況に追い込まれている。
ドイツ紙『SportBILD』によると、リバプールはドイツ国内リーグ2部のチームに22歳センターバックを貸し出すつもりはなく、マインツにも降格した場合にはローンの交渉にすら応じないと伝えたようだ。
同クラブは現在降格圏に沈んでおり、抜け出すためには勝ち点 “6” の差を埋めなければならない。試合数も少なくなっている中で、苦境に立たされているのは間違いなく、シーズン終盤に巻き返せるか力量が試されている。
元ズウォレDFにもプレッシャーがかかっており、自らの力で残留を勝ち取り、感触の良いクラブでのプレーを継続させたいところ。
はたして、22歳の若きディフェンダーの未来は、どのような終着点を迎えるのだろうか…?