サウジアラビアのクラブがこの夏にも、リバプールFWモハメド・サラーに対して、巨額のオファーを準備しているとの噂が飛び交っている。昨夏に続き、関心はなくなるどころか強まっており、契約期間が残り1年になるタイミングを狙っている。
エジプシャン・キングの退団に備えて、リバプールは新たな右ウィンガーに注目している。PSVアイントホーフェンFWヨハン・バカヨコらヨーロッパでその才能を示し始めた若き有望株がリストアップされていると言われる中、ボルシア・ドルトムントFWドニエル・マレンの名前も幾度となくメディアを賑わせてきた。
ドイツ紙『Bild』によれば、オランダ代表ウィンガーに対するリバプールの関心は衰えておらず、この夏にも獲得を狙う可能性があるようだ。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルらも興味を抱く25歳フォワードだが、ドルトムントは6000万ユーロの移籍金で売却を容認する意向とも報じられている。
今シーズンはブンデスリーガやチャンピオンズリーグ含め、ここまで33試合13ゴール5アシストと所属クラブの攻撃陣を引っ張っている。PSVアイントホーフェン時代にも数々の得点に絡み、スピードとドリブル突破を活かし、相手ディフェンスに恐怖を与え続ける。
オランダ代表でも28試合5ゴールを奪うアタッカーは、アカデミー時代に過ごしたイングランド移籍が過去にも噂に挙がっていた。ドイツに新天地を求めた時にも、ユルゲン・クロップ監督のお気に入りとも言われ、レッズが契約を虎視眈々と狙っていた。
2026年6月まで契約を結ぶオランダ代表ウィンガーだが、ブンデスリーガを経て、ふたたびイングランドでのチャレンジに臨む未来がやってくるのだろうか…?