コートジボワール・アビジャンに生まれた20歳DFウスマン・ディオマンデは、2023年の冬にFCミッティランからスポルティングに加入すると、一気に才能が開花。50試合に迫る出場数を誇り、母国のフル代表にも選出されている。
ポルトガルでの秀でたパフォーマンスに、ヨーロッパの強豪クラブも放っておかない。ジョエル・マティプが退団濃厚なリバプールはその後釜として、若きセンターバックに注目しており、スポルティングDFも候補にひとりと報じられている。
ポルトガル紙『O Jogo』によれば、同選手を巡る争奪戦はさらに熾烈になっており、バイエルン・ミュンヘンとアーセナルも競争に加わったようだ。レッズ同様に、ユベントスやニューカッスル、チェルシーも関心を示している。
現在のクラブで最終ラインのパートナーを務めるポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオも、リバプールから関心を寄せられており、さらに言えば、同クラブを率いるルベン・アモリム監督もアンフィールドでの指揮が噂されている。
現代的なセンターバックに求められる巧みなボールコントロール、パスの精度、恵まれた体格を軒並み高水準で持ち合わせており、プレミアリーグでも十分に活躍できるだけの実力を備えており、この夏の移籍市場において注目の的になり得る。
はたして、リバプールは32歳の元カメルーン代表ディフェンダーに代わり、どのセンターバックを獲得するのだろうか…?