ジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタらレギュラークラスのミッドフィルダー陣が契約更新をせず、リバプールを去った。さらに、ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョにはサウジアラビアが接触すると、当初は想定されていなかったものの、主力級の中盤選手も退団してしまった。
平均年齢も上がっていたミッドフィルダー陣の大幅な刷新を狙い、リバプールはアレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら4名のプレーヤーをチームに迎え入れた。シーズン序盤から主力に定着し、昨シーズンの不振から立ち直った。
ありとあらゆるミッドフィルダーの名前が浮上しては消えていった昨夏の移籍マーケットにおいて、リバプールは当時セルタに所属していたスペインU-21代表MFガブリ・ベイガもターゲットに挙がっており、アーセナルやチェルシーからも関心が示されてた。
最終的には、サウジアラビアのアル・アハリに移籍を決断。21歳という年齢からも驚いた決断だったわけだが、同選手はその時を振り返り、様々な関心にも自分が正しいと思う決断を下すことができたと主張した。
「実際のところ、僕はすべてを代理人に任せている。彼らには全幅の信頼を寄せているんだ。」
「僕は夢のようなシーズンを終えることに集中していたけれど、結局は面倒なことになった。どんな噂も知らずにね。おそらく、ある時点では強い関心があったのだろう。しかし、そのリストの後半になると、別のタイプの選手の評判が強くなってくる。」
「でも昨年8月、僕はある状況に直面し、正しいと思う決断を下した。それが正しかったと100%確信しているよ。」
AS