エジプト代表FWモハメド・サラーやコロンビア代表FWルイス・ディアスに関して、移籍の噂が流れているリバプール。前者にはサウジアラビアが熱視線を送っており、この夏にもオファーが届く可能性が高いが、後者については事実無根と思われる。
とくに、32歳を目の前にするエジプシャン・キングの後任探しは優先事項だ。プレミアリーグや他のヨーロッパのトップリーグで力を磨く若手アタッカーに関心を示すリバプールは、チャンピオンシップで活躍するフォワードにも注目している。
海外メディア『Football Transfers』によると、今季リーズ・ユナイテッドで41試合18ゴール9アシストとゴール前で見事な数字を残す22歳のオランダ人FWクリセンシオ・サマーヴィルの動向を追っており、この夏にも動きを見せる可能性があるようだ。
リーズも若きアタッカーとの契約延長に躍起で、2026年6月までの現行契約を延長させたい意向だ。一方で、放出しなければならない場合には、4500万ポンド以上の移籍金を要求すると見られ、チームの中心的な選手を安価で手放すつもりもない。
左ウイングを主戦場とする22歳のプレーヤーに対しては、リバプール以外にも関心を示すクラブは複数存在しており、中でもACミランが最も強い興味を抱いている。そのため、退団の噂のあるラファエル・レオンに代わるウィンガーとして、争奪戦を制して、チームに迎え入れる確率が高いとも報じている。
はたして、リバプール相手にもゴールを決めた経験のある若きウィンガーが、アンフィールドでプレーする未来はやってくるのだろうか…?