ユルゲン・クロップ監督とともに、今シーズンをもってリバプールを離れるオランダ人のアシスタントコーチ、ペピン・リンダース。NECナイメヘンで監督をするため約半年間離れていたが、2014年8月からアンフィールドで仕事をし続けてきた。
次の仕事先を探すオランダ人コーチは、母国のアヤックスの次期監督候補のひとりに挙げられるなど、指揮官としてふたたびチャレンジすることが濃厚だが、同氏はトルコのベシクタシュJKに対して、自らを売り込んだと、トルコ紙『Sabah』が報じた。
PSVアイントホーフェンやポルト、リバプールではアカデミーでのコーチを経験。2015年の夏にトップチームに昇格を果たすと、ブレンダン・ロジャーズ監督やクロップ監督の側近として、低迷していたチームの復活に貢献してきた。
指導者キャリアのほとんどをコーチとして過ごしてきた。監督としての経験は、前述したNECナイメヘンでの22試合のみ。決して強豪クラブではないが、在任期間には11勝を挙げており、平均勝ち点も “1.68” と可もなく不可もない成績を残した。
世界的にも名将のひとりであるドイツ人指揮官の手腕を間近で観察してきた41歳のオランダ人は、来季どこかのクラブで指揮を執ることになるのだろうか…？