2022年の夏、ロベルト・フィルミーノやモハメド・サラーとともに数多くのゴールを決めてきたセネガル代表FWサディオ・マネと入れ替わる形で、ベンフィカからリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。
気性が荒く、ホームデビュー戦でレッドカードを食うなど悪い印象を与えたが、その後は献身的なプレースタイルやその激しさでサポーターの人気を集めた。ゴール前での決定力の無さやセンターフォワードとしてのプレーを課題として残した加入1年目だった。
今シーズンは最前線でのプレーに磨きがかかり、多くのアシストを記録。ニューカッスル戦やノッティンガム・フォレスト戦では劇的な勝ち越しゴールを奪うなど、ストライカーとして価値を高めつつあるが、簡単なシュートを外す、もしくはゴールキーパーに当ててしまう癖を払拭できずにいる。
モハメド・サラーが全盛期のパフォーマンスから比べると、明らかに強度が下がっている中、ウルグアイ代表FWにかかる期待も大きくなっている。元イングランド代表FWダレン・ベントは直接的な表現を用いて、決定機を確実に沈めるように発破をかけた。
「リバプールのファンがダルウィン・ヌニェスを気に入っているのは知っている。私も彼が好きだ。でも、いくつかのミスがリバプールの負担になり始めている。私は彼のプレーが大好きなんだ。」
「彼は良いことをたくさんしている。走り回り、懸命に働き、絶好のポジションを取る。時には “ハッ、面白い” と思うこともある。でも、ある時点から、 “もう十分” と思えてくるんだ。いい加減、ゴールネットにボールを入れ始めろってね。」
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