シャフタール・ドネツクで目覚ましいパフォーマンスを続ける21歳MFヘオルヒー・スダコフは、ウクライナ代表でも14試合に出場し、同国内でも新進気鋭の若手ミッドフィルダーとしての地位を確立している。
そのプレーぶりには、ヨーロッパの強豪クラブも関心を寄せる。これまでも度々報道が出回っていたが、ロシア人ジャーナリストのArtur Petrosyan記者は、リバプールが同選手に熱視線を送っているとしながらも、ユベントスやアーセナルも狙いを定めていると伝えた。
「リバプールが、ウクライナで最も輝かしい才能の一人、ヘオルヒー・スダコフに強い関心を示している。レッズのスカウトは直近1年間、この21歳のセントラルMFを熱心に追いかけており、彼のパフォーマンスの大部分に満足していることは間違いない。ユベントスとアーセナルも彼の獲得に乗り出している。」
「今年1月、シャフタールのセルゲイ・パルキンCEOは、ナポリからの4000万ユーロのオファーを断ったことを明かした。また、スダコフが間もなくヨーロッパのトップクラブでプレーすることになると自信を示した。」
Liverpool are showing keen interest in one of Ukraine's brightest talents, Georgiy Sudakov. The Reds' scouts have been attentively tracking the 21-year-old central midfielder over the past year, and there's little doubt that they are pleased with the majority of his performances.…
— Artur Petrosyan (@arturpetrosyan) March 27, 2024
両足を器用に操る攻撃的ミッドフィルダーは、所属クラブで通算91試合15ゴール14アシストを記録。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも着実に経験を積んでおり、選手としても順調な成長曲線を辿っている。
フロリアン・ヴィルツやジャマル・ムシアラら攻撃的なミッドフィルダーへの関心を伝えられるリバプールだが、補強戦略的には優先度は低い。センターバックやフォワードが最優先で、限られた予算の中で、中盤の選手にまでお金を回すのは難しいかもしれない。
2024年2月に契約更新したばかりなだけに安い移籍金で有望株を手放すわけもないが、ウクライナ代表MFはこの夏にステップアップを果たすのだろうか…?