ユルゲン・クロップ監督から新たな時代に移動するリバプール。なかなか成績が安定せず、低迷していたチームを押し上げ、資金力では敵わないマンチェスター・シティともプレミアリーグで幾度となく至極の優勝争いを繰り広げてきた。
すでに歴史に名を刻むドイツ人指揮官の後任という重責を担える人材探しは進んでおり、スポルティングのルベン・アモリムが筆頭候補に挙がっている。対抗馬として、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビが噂される中、監督人事は着実に前進している。
そして、来シーズンに向けてのチーム作りの構想も練られている。海外メディア『Football Insider』によれば、ともにスポルティングに所属するマーカス・エドワーズとゴンサロ・イナシオが、ポルトガル人指揮官の後を追って、リバプールに加入する可能性があるようだ。
トッテナム・ホットスパーのアカデミー出身の25歳ウィンガーは、絶対的なレギュラーではないものの、貴重なチームメンバーとして今季41試合6ゴール8アシストを記録。右ウイングを中心に、左ウイングでもプレーしている。
ロンドン出身で、ホームグロウンの枠をカバーできると言えど、先発できない選手に白羽の矢を立てる確率は低い。一方で、ポルトガル代表でも活躍する22歳センターバックは、昨夏からたびたびリバプールからの関心が報じられてきた。
候補者リストの中に名前があるのは確実そうだが、他のプレミアリーグ勢も関心を示しており、熾烈な争奪戦を勝ち抜かなければならない。また、昨年8月には新契約を締結しており、移籍にはまとまった金額が必要となる。
はたして、リバプールはアモリム監督就任を成功させ、現在のチームから2選手を引き抜くことになるのだろうか…？