リバプールはフランスのクラブ、トゥールーズとの買収交渉が破談になったと、情報筋が海外メディア『Football Insider』に語った。同紙は先月、フェンウェイ・スポーツ・グループとマイケル・エドワーズ新フットボール部門のトップが、リーグ・アンのトゥールーズ買収を模索していると報じていた。
ところが、現在交渉は停滞しており、アンフィールドのクラブはフランスの別クラブとの交渉を画策していると見られている。リバプールの元スポーティング・ディレクターはクラブ運営や補強だけに捉われず、クラブネットワークの強化に取り組む。
FSGは複数のクラブを傘下に収めるネットワークを構築するため、トゥールーズ買収の可能性をめぐって話し合いが持たれたが、この案は破談となってしまった。
フランスのトゥールーズとレッズは密接な関係にあり、トゥールーズの85%オーナーであるレッドバード・キャピタルはFSGの11%の株式を保有している。
両クラブは今シーズンのヨーロッパリーグ・グループステージで直接対決し、リバプールがアンフィールドで5-1の勝利を収めた後、トゥールーズで3-2の敗戦を喫していた。
なお、FSGはメジャーリーグサッカーに目を向ける可能性があるようで、アメリカに拠点を置く投資グループがMLSクラブ買収の可能性を探っているとも報じられている。
はたして、リバプールはシティ・グループのように、世界中にネットワークを拡大できるのだろうか…?