ブラジル代表GKアリソン・ベッカーやアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーを擁するリバプールは、プレミアリーグでも屈指のゴールキーパー陣を揃える。その後ろには、3番手GKアドリアンが控えており、プレーよりも精神的にチームを支えている。
37歳のスペイン人GKは、昨夏にも退団すると見られたが、新たに1年契約にサイン。そして、今シーズンはベンチでまるでコーチかのような立ち振る舞いを行っているが、選手としては欠かせない存在ではなくなっており、このまま夏にチームを去る可能性が高い。
海外メディア『HITC』によると、ラ・リーガで1試合を除き、全試合でスタメン出場を果たしているビジャレアルGKフィリップ・ヨルゲンセンに対して、リバプールが関心を示しているようだ。デンマークU-21代表でも活躍する若きゴールキーパーだ。
スウェーデン出身GKは、2014年1月にスペインに渡って以来、マジョルカやビジャレアルの下部組織で成長。2023年の冬にトップチームに昇格すると、ヨーロッパリーグやカンファレンスリーグなどヨーロッパの大会でもプレー経験を積んだ。
アドリアンの代役はもちろん、アイルランド代表GKにも数多くのクラブが関心を示しており、来季も控えGKとして残留するかは未知数。第2と第3が入れ替わる可能性もあり、そこにデンマーク人ゴールキーパーが入り込むかもしれない。
はたして、リバプールはビジャレアルから新たなキーパーを迎え入れるのだろうか…?