マンチェスター・ユナイテッドとのアウェイ戦で引き分けると、中日に実施されたヨーロッパリーグではアタランタにアンフィールドで大敗。その後、同じくホームで開催されたクリスタルパレスとのプレミアリーグでは、まさかの敗戦を喫し、苦しい数週間を過ごしたリバプール。
ヨーロッパリーグからも敗退し、現状狙えるタイトルはプレミアリーグのみ。一時的には4冠を狙えたところからは物足りない展開となったが、ユルゲン・クロップ監督の最後のシーズンに、イングランドの頂点に是が非でも立ちたい。
なんとしても復調するためにも、白星を手に入れたかったリバプールは、フラムとのアウェイ戦に挑んだ。試合開始からゲームをコントロールすると、全体で3ゴールを奪い、久しぶりに快勝した。タイトル争いから離されないためにも必要だった勝ち点 “3” を得たドイツ人指揮官は、上機嫌にチームプレーぶりを褒め称えた。
「試合前に言ったが、(目の前の)試合の後に試合のことを考えるのは嫌だが、そういうものだ。」
「また3日後に試合があるので、そこで誰がプレーするか見てみよう。」
「80分間にわたり、我々は本当にいい試合をした。」
「前半の最後の10分間は好きではなかった。そして、ゴールも奪われた。だけど、後半は良かったからいいんだ。」
「前半、我々が本当によくやっていた。ボールをキープし、創造し、いいゴールを決めた。その上、何度か良いチャンスもあった。何人か交代させたが、選手たちは本当によくやってくれた。」
BBC Match of the Day