10代の頃からアヤックスで才能を見せ付け、バイエルン・ミュンヘンへのステップアップを手に入れたオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。しかし、ドイツではレギュラー争いに敗れ、ベンチを温める日々が続いた。
昨夏の移籍市場において、出場機会を求めて、オランダ時代から関心を寄せていたユルゲン・クロップ監督率いるリバプールに加入。ヨーロッパリーグでこそ上々なプレーぶりを披露したが、プレミアリーグでは適応に苦しんでいる。
同時期に加入したミッドフィルダー陣に遅れをとっているオランダ人ミッドフィルダーだが、ガラタサライが同選手に対して熱視線を送っており、この夏にも獲得に乗り出す可能性があると、トルコ紙『Fotomac』が伝えた。
さらには、昨年の夏にもバイエルンからローン移籍での獲得を狙っており、2200万ポンドの買取オプションを付随したオファーを提示していたようだ。ただし、トルコのlクラブは諦めておらず、選手の代理人に接触する準備を進めている。
アンフィールドでも順風満帆の生活を送っているわけではなく、プレミアリーグにおいては22試合に出場しているが、その半分が途中出場となっている。先日のフラム戦でリーグ戦で初ゴールを奪うも、これまで得点もアシストもなかった。
一方で、まだ21歳と若手選手である認識は必要だ。イングランド特有の試合スピードに慣れれば、十分に活躍できるだけのポテンシャルを有する。クレイヴン・コテージで見せたパフォーマンスを続けられれば、レギュラーの座を掴み取れるかもしれない。
現時点でリバプールが若きミッドフィルダーを放出する理由はなく、現金化しなければならない状況にもない。ガラタサライの関心は本物である可能性は否定できないが、この夏に移籍が成立することはなさそうだ…