リバプールFCは、2025-26シーズンから始まるアディダスとの新しいキットサプライヤー契約を発表する見通しであると、海外メディア『SportBusiness』報じた。最近行われた入札プロセスを経て、アディダスが2029-30シーズンまでの5年契約を勝ち取ったようだ。
現在契約を結ぶナイキに加えて、プーマも関心を示していた。ナイキは1シーズンあたり3000万ポンドに加えて、レプリカ・ユニフォームの純売上に対するロイヤリティの支払いを加えて、年間で5000万ポンドを超える金額が、リバプールに支払われていると考えられている。
2015年から2020年までのニューバランスが、年間2500万ポンドだと見られており、大幅な値上がりになっている。今回の契約で、それ以上の収入となる見込みだが、同じくアディダスと契約を結び、年間9000万ポンドを受け取るマンチェスター・ユナイテッドには金額面で及ばない想定。
ただし、『SportBusiness』の取材に対して、アディダスとリバプールはコメントを拒否しているそうだ。さらに、プーマはマンチェスター・シティに全力投球しており、レッズにも高額なオファーを出すことは難しい。
アディダスは70年以上にわたってドイツ代表のサプライヤーを務めてきたが、2027年からナイキにその座を奪われる。アメリカの企業は倍以上の金額でオファーを提示した模様で、トップチームを巡り、争奪戦は熾烈を極めている。
ドイツ代表との契約を逃したことで、アディダスは積極的なプロモーションを展開しており、その一環として、イングランドのトップクラブに狙いを定めた。なお、リバプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドとも高額な契約を締結している。
正式発表までは信じないが、リバプールはサプライヤー契約を最大化できるだろうか…?