2015年からリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の退任発表を受け、さらにチームを高められる指揮官を探している。スポルティングのルベン・アモリムを巡る報道が過熱する一方、ウェストハム首脳陣と話し合いを実施したことで、その去就に暗雲が立ち込めている。
リバプールは他にも複数の候補者をリストアップしており、今シーズン終了が迫る中だが、焦りは見えない。そして、プレミアリーグで経験を積むブレントフォードのトーマス・フランクにも関心を示している。
海外メディア『TEAMtalk』によれば、リバプールがもしもアモリムを逃すようなことになれば、デンマーク人指揮官に対する動きを強める見通しのようだ。また、クラブ内部に同監督を高く評価する人物も多いと伝えている。
独自の視点でスカウティングを行い、プレミアリーグにおいては少ない予算で、チームを強くしてきたブレントフォード。50歳の監督は、2016年からアシスタントコーチを務め、2018年からはトップチームの指揮を任されている。
現在のクラブで満足しており、2027年まで契約を結んでいるものの、仮にもリバプールからオファーが届けば、無視することは難しい。現時点で全くもって動きは見られないが、ポルトガル人指揮官の去就が決まれば、急激に物事が動き出すかもしれない。
はたして、リバプールは新たな指揮官として、誰に白羽の矢を立てるのだろうか…?