エジプト代表FWモハメド・サラーに対して、サウジアラビアが強烈な関心を示しており、32歳を目前にするストライカーの去就は注目の的だ。加えて、コロンビア代表FWルイス・ディアスには、パリ・サンジェルマンなどが注目しているとも言われ、リバプールのアタッカー陣が刷新されるかもしれない。
リバプールはヨーロッパで活躍するフォワードの動向をスカウティングしており、ヨハン・バカヨコやペドロ・ネト、マクシミリアン・バイアーらがターゲットになっていると報じられており、アイントラハト・フランクフルトに所属する25歳FWオマール・マルムーシュもそのひとりだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、リバプールが同選手をスカウティングしている事実を認め、同クラブでプレーする他の選手のチェックも行っていると伝えた。ただし、獲得に向けた動きはまだ見られないとも語っている。
「エジプト人ウィンガーのオマール・マルムーシュはリバプールとの噂があり、彼らがアイントラハト・フランクフルトを全体的にスカウトし、何人かの選手を監視していることは知っている。」
「しかし、現段階ではマルムーシュや他の選手について急接近していることはない。フランクフルトはマルムーシュの価格をまだ伝えていない。」
Daily Briefing
カイロ出身のアタッカーは、センターフォワードとして36試合で15ゴールを決めている。今シーズン、ゴール前での決定力が開花した25歳のストライカーだが、イングランドのトップクラブで前線を任されるには力不足感が否めない。
なお、リバプールは同じくフランクフルトで活躍するエクアドル代表DFウィリアム・パチョにも関心を示している。昨夏にドイツのクラブに加入すると、ブンデスリーガ開幕戦から不動のスタメンに定着している左利きのセンターバックだ。
はたして、リバプールは日本代表MF長谷部誠の同僚の獲得に動き出すのだろうか…?